入庫後、私は営業店に配属となり、そこで融資・事務・渉外部門を担当し、6年目に差し掛かるタイミングで本部の事業推進部の渉外部門に異動となりました。主な業務としては、支店からの出資関連の相談の対応、各支店が実施している会員との協働取組みを取りまとめて、全店に周知する活動、中央推進会議の運営などです。出資関連の相談に関しては企業合併による組織の再編や、複数店舗に影響があるため、支店単位では対応が難しい事案の対応を行っています。業務の中で最後に挙げた中央推進会議は、各支店から選ばれた会員の代表に金庫の運営方針についてご意見をいただいたり、年1回開かれる通常総会で決まった事柄に対する進捗の報告をしたりする場で年3回開催されます。この中央推進会議については、出席する方への連絡や当日使用する資料の準備、会場のセッティングなどを担当しています。
INTERVIEW インタビュー
金融機関らしくない
それが中央ろうきんの魅力
事業推進部
木屋英恵
各支店の営業を支える事業推進部
ろうきん一大イベント“中央推進会議”の運営
異動して初めて経験した中央推進会議が無事に終わったときにやりがいを感じました。運営を任されましたが、すべてが初めての出来事で、分からないことばかり。上司に相談しつつ、昨年の実施内容を参考に準備を進めていきました。また会議を開催するにあたり、他部署との連携も必要となります。支店にいた頃は関わりのなかった本部の様々な部署の方とキャッチボールを重ねたことも印象に残っています。中央推進会議は会員と一緒により良いろうきんをつくっていくために、非常に重要な意味を持つ会議です。これからのろうきんについて意見を出し合い、ここで決まった事項をしっかりと遂行することで会員の期待に応えます。会員と、ろうきん。お互いの信頼関係を確かめる場でもある中央推進会議に、配属早々に携われたことは大きな経験と自信になりました。
抱いていた金融機関のイメージとのギャップ
金融機関=お堅いと思っていたのですが、いざ入庫してみると案外そうではありませんでした。穏やかで楽しい人が多く、支店時代は同僚とオンラインゲームをしたりしていました。現在の事業推進部・渉外部門は3名で構成されています。年齢や役職は少し離れていますが、業務について相談しやすい環境で、よりよい取組みのためにはどうしたら良いのか等について、雑談も交えながら話し合っています。また、金融機関=数字に対する意識が強いとも思っていましたが、それに関しても、ろうきんは数字よりも、組合員ファーストが徹底されています。ほかの金融機関ですと、手数料収益を意識した営業を求められることもあると聞きますが、ろうきんは、手数料よりもお客様のお考えを第一にした提案ができます。社風に関しても、仕事の向き合い方に関しても、良い意味でギャップがあり、そのギャップこそ私が感じるろうきんの魅力です。